2023年は卯年(うどし、うさぎどし)。卯（うさぎ・兎）は温厚で多産であるという性質であるということで子孫繁栄や家内安全の象徴とされています。また、よく跳ねる姿から「飛躍」や「向上」をイメージするものとして、古くから親しまれており、卯年は新しいことに挑戦するのに縁起のよい年と言われています。
十二支の起源は中国ですが、日本でも古くから親しまれており、守り本尊といって、生まれてから死ぬまでその人の一生を守り続けてくれる仏様を十二支にあてはめる風習もあります。卯年生まれの守り本尊は文殊菩薩（もんじゅぼさつ）。もともとは悟りを開くための智慧（ちえ）を司るとされていて、そこから知恵を司り学業向上や合格祈願にご利益があると言われるようになったそうです。「三人寄れば文殊の知恵」ということわざが有名ですね。奇しくも三島進学ゼミナールは卯年(1975年)に開校した塾です。もしかしたらご利益があるのかも？
神頼みなどのご利益あるかどうかを科学的に証明されてはいませんが、縁起がよいものを身につけることで、ポジティブな精神状態をつくりだし、良い意味で自分に暗示をかけることは、心理学的に効果が認められているそうです。縁起を担ぐことで、自分の能力を発揮しやすくしたり、努力しやすくしたりできるということですね。
卯年から連想される「学力向上に縁起のよい年」というイメージを活かして、皆さんにとっての「飛躍の年」としていきましょう！
裾野校　熊谷 学