今年度より開始した小学生対象、｢閃きの力｣。それに伴って、修善寺校では毎週、小学生対象に｢三進チャレンジ｣という、思考力クイズを行っているのですが、先日、非常に嬉しいことがありました！

｢閃きの力｣の授業では、｢思考力を伸ばす｣という目的を中心としているため、通常の教科の授業とは違い、すぐに答えが出ない問題でも途中でヒントや答えを伝えることがありません。その場では分からなくても、｢分からない｣と投げ出すことなく、｢どうすれば答えを導き出すことができるか｣と試行錯誤を繰り返す、その時間そのものが、生徒たちの思考力を伸ばすことができると考えています。

毎週行っている｢三進チャレンジ｣も同様に、ヒントを伝えず、解答期限を設定していないのですが、ある日の授業前、｢先生、この問題できました！｣と一人の生徒が答えを書いた問題用紙を持ってきました。それはなんと、約2か月前に出題した問題！

｢やっと分かりました！｣と嬉しそうな顔をする生徒に話を聞くと、メモサイズの問題用紙をずっと筆箱の中に入れていて、この2か月間、時間があるときに答えを考え続けていたそうです。粘り強く、様々な角度から答えを出そうとする思考力が確実についてきていると実感することができる出来事でした！来年も、思考を止めることなく、さらに大きな成長を目指して頑張りましょう！

修善寺校　室長　黒川裕介