新型コロナウィルスの影響で、各方面、大変なことになっていますが、全国に出されていた非常事態宣言も一部の地域を除き解除され、学校もまだ正常とは言えませんが再開しつつあります。ただ、報道にもありますが、油断の出来ない状況には変わりありません。特に医療に従事されている方々には、まだ出口の見えないところがあり、そのご苦労はいかばかりか、はかり知れないものがあります。感謝をすると共に我々も気を抜かず感染防止に努めなければならないと思います。
伊豆市内の小・中学校は今週から学校が再開され、それにともなって修善寺校も4月から行ってきたオンライン授業を終え、校舎でのライブ授業を再開しました。勿論、ウィルス感染防止対策を徹底する制約はありますが、生徒の皆さんと対峙して授業を行える幸せをただただ実感しています。「解説に真剣な面持ちで大きくうなずく子」「こちらの冗談に大笑いする子」「ありがとうございました。と元気に挨拶をして帰って行く子」 これまで普通によく見かけていたこんな風景が、何か新鮮に映り、本当に幸せなことのように思えます。世間ではＩＣＴ化が進み、教室での授業以外の様々な学習形態が現れてきていますが、教室で生身の生徒の前で授業することは、心と心が触れ合い何か温かみさえ感じます。やっぱり、ライブ授業が一番です。

修善寺校　塩川雅人