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アメイジング アオムシ!


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5月29日、大雨が降った翌日の朝、私は観察している蝶の蛹(さなぎ)が心配になり外に出てみました。するといつもの夏ミカンの葉に、ナミアゲハ蝶が羽を広げてとまっているのを見つけました。「あ、羽化したんだ。」 
5月初旬、夏ミカンの葉に小さな幼虫がいるのを見つけ観察をスタート。 日を追うごとにどんどん大きく成長していくその姿にびっくりする毎日です。 そして5月13日に蛹になってから16日目の朝、蝶は静かにその羽を広げていたのです。私は蝶を驚かさないようそっと近づき写真を何枚か撮りました、その瞬間蝶はサッと空へと飛び立ったのです。 
小さな幼虫から蝶への完全なトランスフォーメーション、 人はこれを「奇跡」と呼んだりしますよね。私もそう思います。このトランスフォーメーションはほんの短い時間に起こります。 下土狩校の生徒たちもこの蝶のようにきっとほんの一瞬で大きく成長することでしょう。 私たち教師はその一瞬を見逃さないよう、生徒たちを導いていきたいと思っています。
蝶が飛び立つその瞬間私は蝶から「あら、私は蝶だもの。」と言われたようなそんな気持ちになりました。 人知の及ぶところではない、この小さな自然現象を目の当たりにし、蝶からそんなメッセージを受け取ったような気がする初夏の朝の出来事です。