段々と寒さが厳しくなり、気づけばあっという間に2021年が終わろうとしています。今年もコロナ禍での一年でしたが、オリンピックイヤーでもあり、数多くの金メダルに日本中が歓喜に湧きましたね。皆さんはどんな一年になりましたか。ところで、年末と言えば大掃除を行う人が多いのではないでしょうか。私もこの時期は大掃除を毎年行うようにしています。「きれいな状態で新年を迎える」という風習のもとでやってる人も多いとは思いますが、年末に大掃除をするという風習はいつから根付いているのかご存じですか。大掃除の始まりは平安時代からと言われており、12月に１年の煤を払い神様を迎えるという行事が行われ、この行事を煤払い（すすはらい）と呼びます。これが今の大掃除の由来となっています。つまり、神様を迎えるために大掃除をするようになったということです。では、なぜ年末なのでしょうか。それは、お正月の神様である年神様（としがみさま）が新年に来てくれる幸せの神様と呼ばれており、失礼がないように家の中を清める必要があるということで、年末に大掃除をして、神様を迎え入れる準備をしてきたのです。もちろん、前述した気持ちよく新年を迎えられるというメリットもあります。年の瀬を迎えるに際して、まずは身の回りの整理整頓や掃除からぜひ手を付けてみましょう。心理的にも大きく変わってきますよ。生徒の皆は鞄の中の整理も忘れずに！さて、小学生は冬セミナーが始まり、中1・中2も来週より冬セミナーが始まります。中3生は冬期特訓が控え、入試に向けても大詰めになっていきます。今年残り期間そして来年も気持ちを切らさず頑張っていきましょう。教師一同応援してまいります。