アメリカのニューヨークで「国連気候行動サミット」が開かれました。気候行動サミットとは、地球温暖化の問題に対して、温室効果ガスをどう削減していくのかを話し合っていく会議です。
昨年までは、気候変動サミットとなっていましたが、今年は「action（行動）」が大事であるということで、名前を気候行動サミットにしたとのことです。さらに、その前日に、気候行動サミットに先駆け、同じ会場である国連本部で「国連若者気候サミット」も開催されました。世界各国の環境活動をしている若者が集まり、地球温暖化についてのスピーチをしたり、現職の政治家や国連の高官と直接質疑応答をしました。
スピーチの中には、「今こそ私たちがリーダーになるときだ。」と言った若者もいました。ICTの時代では、コンピューターを開発するだけでなく、上手に使っていく力が必要になってきます。そんな時代を引っ張っていくには柔軟な発想力と行動力を持った若い力が必要です。今の中学生の学年から成人の年齢が18歳に引き下げられます。一人の大人としての自覚を持ち、リーダーとしての活躍が期待されているのです。
小学生、中学生の皆さんは、これから社会をけん引できるリーダーを目指して、様々なことを学んでいってもらいたいと思います。我々三進教師も、勉強だけでなく授業を通して人間性や社交性も伸ばしていってもらえるように、応援していきます。

かわせみ校　手塚　亨