やらず嫌い
「大人が子どもたちに考え方を強いるのは間違っている。しかし、経験を強いるのは義務である」
上記はドイツ生まれの教育者・Kurt Hahn(クルト・ハーン)の言葉です。
人がどう生きるかは、自ら気づくものであり、大人が植えつけたり教えたりするようなことではない。大人がすべきことは、より深く強い体験をする機会を与えることであると説いた言葉です。
この考えが生まれたきっかけは、第二次世界大戦中の海難事故でした。1941年、イギリスのある海運会社ではドイツ軍の攻撃で多くの商船を失い、多くの船乗りが命を落としました。救命ボートに乗り込み、命拾いをした船乗りもいましたが、驚いたことに若い船乗りの生存率は、体力的にも劣る年配の船乗りの生存率よりも低かったのです。そのことから、若者には経験が足りないがゆえにいざという時、肉体的にも精神的にも追い詰められた時に自信が持てず、簡単にあきらめてしまっていると考えました。年配の船乗りには、救命ボートで大海原をさまようという厳しい状況で生き残るための十分な経験と、その経験に裏打ちされた確かな技術や知識、そして何よりも「内なる強さ」を持っていたのです。
最近、生徒たちに教えていると「やらず嫌い」が増えているように感じます。大人からすると「そんなに怖がらず、やってみればいいのに」と内心思いますが、「子どもが望まないことをやらせてもしょうがないかな。」と結論づけてしまい、子ども任せになっている風潮も感じます。三進にご入塾する方は、最初は「恐い塾だと思った。」という方が多いですが、いざ入って頑張っていくうちに、「楽しい」とか「入ってよかった」と言ってくださいます。三進の受験体験記集である「ド根性の軌跡」にはそのような声がたくさん綴られています。勉強に限らず、すべてのことにおいて「まず経験してほしい。やってみないとわからない。」と思いますし、保護者の方には、ぜひその背中を押していただきたいと思います。
三進の夏が始まります。
「勝者には勝者の選択がある。」
夏のキャッチフレーズです。先日発行された三進のチラシには分かれ道が描いてあり、そこに立ててある道しるべには、こう書いてあります。
「←やる やらない→」
是非、人生に一度しかない「2021年の夏」を三進で頑張ってみませんか?教師一同、お待ちしております!
上記はドイツ生まれの教育者・Kurt Hahn(クルト・ハーン)の言葉です。
人がどう生きるかは、自ら気づくものであり、大人が植えつけたり教えたりするようなことではない。大人がすべきことは、より深く強い体験をする機会を与えることであると説いた言葉です。
この考えが生まれたきっかけは、第二次世界大戦中の海難事故でした。1941年、イギリスのある海運会社ではドイツ軍の攻撃で多くの商船を失い、多くの船乗りが命を落としました。救命ボートに乗り込み、命拾いをした船乗りもいましたが、驚いたことに若い船乗りの生存率は、体力的にも劣る年配の船乗りの生存率よりも低かったのです。そのことから、若者には経験が足りないがゆえにいざという時、肉体的にも精神的にも追い詰められた時に自信が持てず、簡単にあきらめてしまっていると考えました。年配の船乗りには、救命ボートで大海原をさまようという厳しい状況で生き残るための十分な経験と、その経験に裏打ちされた確かな技術や知識、そして何よりも「内なる強さ」を持っていたのです。
最近、生徒たちに教えていると「やらず嫌い」が増えているように感じます。大人からすると「そんなに怖がらず、やってみればいいのに」と内心思いますが、「子どもが望まないことをやらせてもしょうがないかな。」と結論づけてしまい、子ども任せになっている風潮も感じます。三進にご入塾する方は、最初は「恐い塾だと思った。」という方が多いですが、いざ入って頑張っていくうちに、「楽しい」とか「入ってよかった」と言ってくださいます。三進の受験体験記集である「ド根性の軌跡」にはそのような声がたくさん綴られています。勉強に限らず、すべてのことにおいて「まず経験してほしい。やってみないとわからない。」と思いますし、保護者の方には、ぜひその背中を押していただきたいと思います。
三進の夏が始まります。
「勝者には勝者の選択がある。」
夏のキャッチフレーズです。先日発行された三進のチラシには分かれ道が描いてあり、そこに立ててある道しるべには、こう書いてあります。
「←やる やらない→」
是非、人生に一度しかない「2021年の夏」を三進で頑張ってみませんか?教師一同、お待ちしております!