力作ぞろい!
三島進学ゼミナールでは、俳句コンテストを実施しました。授業では、先人たちが残した名作に触れながら、切れ字や季語を学習していきました。生徒達は、俳句といえば五・七・五であることは知っています。しかし、名作の解説を聞いていくうちに、わずか十七音で美しい情景やそれに感動した心情が見事に表現されていることに改めて驚かされている様子でした。しかし、そんな余韻にずっと浸っているわけにはいきません。というのも、その日の宿題は実際に俳句を詠むことです。このことを発表すると、生徒達は「季語は何にしようかな。」や「あっ!思いついた!」など早速色々と考えている様子でした。また、中には「全く思い浮かびません。」と不安な表情の生徒もいました。「難しく考えずに普段の生活で感じたことやきれいだなと思ったことを題材にすれば良いんだよ。」と伝えると、「頑張ってみます!」と少し安心した表情を見せてくれました。
伊東本部校の生徒達の力作を一部ですがご紹介します。是非お楽しみください。
伊東本部校の生徒達の力作を一部ですがご紹介します。是非お楽しみください。
- みすじ山 みわたすかぎり こがね色
- 桜ちる 春もそろそろ 終わりかな
- 姉がむく 柿食いながら 遊ぶ僕
- 星月夜 ゴッホも見入る 美しさ
- 夜の空 赤い名月 炎かな
- 紅葉は 見せ合いっこの 葉のおしゃれ
- かれ葉落ち 季節のたより とどいたよ
- 夕暮れの 道を彩る イチョウかな
- 外をみて ことしもきたか 初雪や
- まんげつが 空にうかび なにおもう
- おつきさま おしえてくれた 帰り道
- さくらさく 出会いと別れ 時すすむ
- 帰り道 朱色の星くず 秋の香
- 桜咲き 夢へと進む 第一歩
- ゆめひらく とげがひらいて くりみたい
- 秋の夜に こんじきの月 そえられる
- 秋の月 あすも誰かと みる晩に