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月にまつわる話


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最近は涼しさも感じるようになり過ごしやすくなってきましたね。この時期から星や月が綺麗に見えるようになってくるのも季節の魅力の一つですね。
スーパームーンやアトラス彗星など、空に関する話題も記憶に新しいですね。
今回は月に関してのお話をしたいと思います。月はどのくらいの大きさか知っていますか?せっかくなので、地球と太陽も含めてみてみましょう。その大きさの比はおよその直径で
地球:太陽:月=13000㎞:1400000㎞: 3500㎞
=  26 : 2800  : 7
となります。地球は月の約4倍の大きさ。太陽は地球の約100倍の大きさで、月の約400倍の大きさということになります。太陽の方が月よりもはるかに大きいにもかかわらず、地球から見て、月も太陽もほぼ同じ大きさに見えるのは、地球から月:地球から太陽の距離も約1:400だからだそうですね。なんという偶然!もしかしたら偶然ではない、何か法則でもあるのかもしれないですね。

偶然と言えば、「ごくまれに、めったにない」という意味を表す「月」を使った英語表現があるのをご存知ですか?
何と言うかというと
once in a blue moon
というのだそうです。19世紀半ばごろから使われるようになったようですが、そもそも「blue moon」とはいったい何か?
名前の語源は定かではないのですが、定義は2つあるらしく
①ひと月の間に2回満月になる場合、その2回目の月のこと(2回目とは限らないという説も)
②1年を二分二至(春分・夏至・秋分・冬至)に分けたうち一つの季節(約3カ月)の中で4回満月になる時、その3回目の月のこと。
満月の周期は平均約29.5日なのに対し、1ヶ月は平均約30.4日なので、「blue moon」は数年に1度ほどの確率でしか見ることができないそうです。ここから。「めったにない」という意味で使われ始めたそうです。
実は、今年も8月20日がblue moonだったそうです。ちなみに、次のblue moonは2029年3月30日だそうです。まだ少し時間がありますが、次の機会には意識して見てみようと思っています。
考えてみれば、何気なく過ごしているこの一日一日も「once in a blue moon」と言えるかもしれないですね。例えば、人との出会いもそう言えると思います。今日偶然出会った人が自分にとって運命的な出会いになるかもしれませんし、逆にもう生涯顔を合わせることもないかもしれません。また、今まさに接している人も、自分の人生にとって大きな存在になるかもしれませんよね。
私もいろいろな物事に対してありがたいと感謝しながら(日本でも古語で「有難し=めったにない」という意味で使われますしね)日々を過ごし、そして教壇に立っていきたいものです。