最近地方政治の動画をよく見ています。ある市の市長についての動画です。その市長はもともと銀行員でありながら、地元の政治状況を憂い、すぐに職を辞し、地元に戻ってきて市長として立候補し、見事当選しました。「政治の見える化」のコンセプトのもと議会やメディアとのやりとりを公開し、わかりやすい言葉と決して曲げない信念を持ち、現行の政治の在り方に一石を投じていくその姿は「リアル半沢直樹」と評されるほど注目を集めてきました。そして、その関心の高さから市のYouTubeの登録者数は２０万人を超え、全国の自治体で最も多く、政治家として、SNS上で最も知名度のある一人になっていると思います。
そんな市長が次は都知事選に出馬すると表明しました。SNS上では絶大な知名度と支持率を誇る一方、SNSに詳しくない層の関心をどう動かしていくのかとても注目しています。
その出馬表明の際の言葉に「挑戦とは変化を起こすことであり、選択をすることである。」という言葉がありました。数ある選択肢の中から一つを選び行動につなげていく。その積み重ねが自分自身を形づくっていくということですね。
大人も、子どもも、それぞれの立場で、どのように行動するか、何を選択するかを常に考えながら行動しています。生徒には自分の意思で信念を持って最善の選択をする力を身につけてほしいと願っています。そして、その選択の積み重ねが彼らの幸せにつながり、私たちの教育理念である社会貢献につながるなら、これ以上の喜びはありません。生徒は、この先難しい選択をしなければならないこともたくさんあるはずです。そんなときに、大事な一歩を踏み出すことができる勇気を与えられるよう、今日も生徒一人ひとりにはたらきかけます。