今日は週に一度の「閃きの力」の授業です。その主な目的は「思考力を鍛える」ことです。この授業では、算数やパズルの要素が多く取り入れられ、生徒たちは数や図形について、自分で様々な角度から解法を見つけ出し、考える力を養っています。

閃きの力は、「わからなくても、考えた分だけ賢くなる」を合言葉にしています。とにかく考えることは大切を教えています。生徒たちが、簡単にあきらめずに、辛抱強く問題に取り組むことで、粘り強さや集中力も養われます。また、閃きの力は他の教科にも通じる部分が多く、勉強に取り組む姿勢自体を育むプログラムと言えます。

さらに特筆すべき点として、閃きの力は学年の垣根を越えて行うことができるプログラムであるということが挙げられます。例えば、月に一度行われる立体四目では、学年の差を超えて強い子は強いという、お互いにとってとても良い刺激となります。富士・富士宮地区では、定期的に小学生を集めて立体四目選手権を開催しています。

閃きの力の良い点は他にもたくさんありますが、一度にすべてをお伝えするのは難しいですね。それでも、「私が子どもの頃にあってくれたらよかったのに！」と思えるほど、教師目線で見ても魅力的な内容です。まだ導入されて間もないですが、今の小学生が中学生になっていくにあたり、様々な面で彼らの力となって育っていくことでしょう。彼らの成長が今から楽しみでなりません。