先日、我が家に第2子となる元気な女の子が誕生しました。母子ともに体調面や産後のケアなどいろいろと不安のある中での出産となりましたが、助産師さんや病院のスタッフが親身に対応してくれたことで、随分と救われました。また職場や同僚から温かい声をかけていただいたりしました。改めて、気にかけてくれる人がいること、支えてくれる人がいることの安心感やありがたさを感じ、その一つ一つの支えが、私にとって大きな力となりました。

ふと、「私自身が提供している授業や面談、生徒対応が、生徒や保護者の方々にとって同じような安心感や支えになっているのだろうか」と考えるきっかけとなりました。
もちろん教育は、安心感や親身さだけで解決するものではありません。それでも保護者の方にとって安心して任せたい、生徒たちにとって、寄り添ってもらえると感じられる存在でありたいと思います。
そして同時に、接する生徒たちには、周りに対して感謝のできる人になってもらいたいと思っています。

・食事を作ってくれる人・相談に乗ってくれる人
・送迎をしてくれる人・塾に通わせてくれる人
・自分を叱ってくれる人・自分を認めてくれる人

様々なことに目を向けてみれば、多くの人に支えられていると気づくはずです。そして、「感謝」を感じられると思います。そんな思いがあれば、周りへの配慮ができ、謙虚な姿勢を持つことで、目標を達成できるのではないでしょうか。私も一度に伝えられる想いは限られますが、幸いにも生徒たちと接する時間はこれからまだまだあります。色々な場面で「人として」大切な心を伝えていきたいと思います。