中3生は私立入試も終わり、公立高校入試も残り1か月を切りました。頑張れ中３生！！
そして、中1生、中2生も負けてはいません。一中を皮切りに学年末テストを迎え、こちらもテスト対策に熱が入ります。
そんな中、ある生徒に声をかけたとき
「先生これ見てください！」
とノートを見せてくれました。そこにはびっしりと英文が何ページにもわたって書き込まれていました。こちらがテスト対策で配付した英語の重要表現・重要文法をまとめたプリントを解きこんでいると話をしてくれました。
また別の生徒からも帰りがけに、
「先生、理科と社会は今回期待していてください！」
と頼もしい言葉を聞くことができました。生徒たちも各々テストに向けての想いをもって取り組んでくれています。なんとも嬉しいではありませんか。部活で一生懸命頑張って疲れているのがよくわかるにもかかわらず、一切弱音を吐かず、前向きに志高く頑張ろうとしている姿勢が見てとれると、こちらも思わず応援に熱がこもります。

そんな生徒たちの努力が見られ、こちらとしてはなんとも嬉しい限りです。それぞれ現状は異なるものの、その現状の中で自分を甘やかさず、辛いな、苦しいなと思うことに立ち向かっていく、その努力をずっと続けていくことで、素晴らしい人になっていくと信じています。そしてそんな彼らの成長を見るのは何より楽しく、嬉しいものです。

今のうちからいろいろなことに対して、面倒くさいと思って行動しなかったり、楽な方ばかりを選択してしまったりする生徒にはなってほしくありません。それを続けることは即ち、今後の人生において、今彼らが苦労をするよりもはるかに大きな苦労を味わわせることにつながると思うからです。生命力と活力にあふれた魅力的な人間になり、幸せな人生を送っていって欲しいと願いつつ、授業の中で生徒たちにたくさんのことを語りかけていきたいと思います。

ついつい厳しくしてしまうこともありますが、それでもなんだかんだ言いながら、こちらの働きかけに対して必死に答えようとしてくれている生徒たちの姿があります。そんな彼らを本当に誇らしく思います。私たちの宝物はやっぱり頑張る自慢の生徒たちなのです。
富士吉原校　江端紘誠