中学生の定期テスト結果が返却され始めました。ある生徒に、今回どうだった？と聞くと、「全体で20点以上（250点満点中）上がりました！」と満面の笑みで答えてくれました。その生徒は１週間前に「社会の調子は？」と担当に聞かれ、「自信しかありません。」と答えていました。やり込んでいくと言葉に厚みが出るのだなと思っていましたが、結果にも表れて我々も本当にうれしいです。
さて夏至が過ぎ、梅雨が終わると、いよいよ夏がやってきます。
先日、中3の生徒と保護者を対象に高校進学ガイダンスを開催し、大変多くの方にご参加いただきました。今回は、「zoom」を利用したオンライン開催となり、いつもと勝手が違うこともあって、緊張の面持ちでした。会が始まると、どの教師も、言葉に熱が入り、その熱が生徒や保護者の方にも伝わったのではないかと思います。高校入試の仕組みから各教科の対策、夏期特訓に106時間がなぜ必要なのかなど、話は約1時間にわたりました。その中で印象に残ったのは、特別ゲストとして出演した富士高校１年の生徒が話してくれた内容です。「夏の勉強はとてもつらかったけど、富士高に合格し、今充実した高校生活を送れているのは、夏に頑張ったからです。三進を信じてやってきてよかったです。」先輩の言葉は、こころに響きます。さあ、生徒のみんなの心にも火が付いたのではないでしょうか。部活も最終局面を迎え、受験勉強に集中できる土台が出来上がります。この夏に力を蓄えましょう。「冬来たりなば春遠からじ」つらく苦しい時を一緒に乗り越えて、強く太い幹を育てましょう！

富士吉原校　日比剛