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おススメの読書2


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以前のブログで、『学力調査や入試、模擬試験に取り上げられる話はどれも中学生、小学生にとって読みやすく興味深い話ばかりで、読書におススメです』と書きました。その中で砥上裕將(とがみひろまさ)さんの『線は、僕を描く』を紹介しました。この作品は水墨画の話で、読んでいると自分でも書いてみたいなと思うほど、その世界に引き込まれていき、とても大好きな話です。読書をすると、いろいろと良いことがあります。ボキャブラリーが増え、言葉の表現が豊かになる。話の中に登場した人物の経験を読むことで、あたかも自分が経験したかの様に、自分の知識上の経験値を増やすことができる。物語の世界を想像し、次はどんな展開になるのか考え、想像力が豊かになる。他にもたくさんあります。

さて、その『線は、僕を描く』ですが、映画化され、この秋に公開されます。非常に楽しみです。映画化される小説は多くの人を魅了する作品ばかりです。「読んでから見るか、見てから読むか」昔、映画のキャッチコピーにありましたが、読んでから見ると自分の想像との答え合わせのようで楽しいですし、見てから読むと、映画とまた違った感覚を味わうことができます。また、映画をきっかけにその作者の別の作品を読んでみるのも楽しいです。私は、映画館に行く前に、もう一度読み返してみようと思います。
富士宮校 鏡 真仁