先日、富士登山に行ってきました！
はじめでの登山ということもあり、不安と期待に胸を膨らませながら準備をしていきました。ネットで富士登山の知識を集め、スポーツショップの店員さんや富士登山経験者の友人にアドバイスをもらい、自分ができる最大限の準備を整えて登山に臨みました。
富士登山には、4つのルートがあります。今回は富士宮口を利用しました。
専用バスに乗り5合目までいき、いざ登山開始！ではなく、最初の30分間は5合目周辺を散歩しました。なぜでしょうか？
正解は、酸素濃度に体を慣れさせるためです！
登山初心者のミスで一番多いのが、「体力があるうちにできるだけ登ってしまおう」と考え、急激に標高を上げてしまった結果、高山病になってしまうことだそうです。
5合目とはいえ、標高は2400m、酸素濃度は地上の約75%です。個人差はありますが、標高2000m~2500mを超えると高山病になる可能性があります。酸素濃度に体が慣れていない状態でどんどん標高を上げていくとあっという間に高山病にかかってしまうと教わりました。
散歩の後、少しずつ標高を上げていくことを意識して、ゆっくり登っていきました。強風や突然の雨、砂利道に足をとられながら、6時間ほど山道を登り、ついに山頂に到着したときには、へとへとでした。しかし、山頂からの絶景と達成感で、それまでの疲労が嘘のように消えていくのを感じました。
今回の富士登山はとてもいい経験になりました。気圧でパンパンになるお菓子の袋、山頂付近には植物が咲かないこと、雲の感触、実際に体験してみないと知ることができない発見がたくさんありました。
やってみたいことができた時は、とりあえずやってみることが大切だと思います。成功すればOK!失敗すれば失敗した理由を考えてまた挑戦すればいい。勉強も同じだと思います。ああだこうだ理由をつけてやらないよりも、まずはやってみる。うまくいかなければ、我々に相談してください。頑張る君を三進の教師一同全力でサポートします。
富士宮校　前原匠吾