集中力
「閃きの力」がスタートして3か月が経ちました。生徒たちは毎回わくわくしているようで、特に「立体四目」は生徒たちの大のお気に入りです。「次の立体四目はいつ?」「家で練習してきた!」と本当に楽しみにしているようです。立体四目は私語禁止です。最初のうちは「よしっ」「やったー」「失敗したー!」など、ついつい声が漏(も)れていましたが、最近は全く私語がなく、教室がピーンと張りつめた空気になっているのに気が付きました。すごい集中力だな、まるで将棋の対局のようだと思ったのと同時に、以前読んだ本のことを思い出しました。それは棋士(きし)の谷川浩司さんの「集中力」という本です。その中に集中力の基本は「好き」であることの持続である。また、できない悔しさは、できたという喜びと対になってこそパワーを生み出す、と書いてありました。最初は負けてばかりだった生徒が急に次の週に勝てるようになり、嬉しそうに取り組んでいるのを見て、集中力というのはこうやって養われていくのかと思いました。今後も生徒たちの成長が楽しみです。彼らの「好き」の気持ちが持続できるようにサポートしていきたいと思います。
富士宮校 鏡真仁
富士宮校 鏡真仁