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仲間との勉強の力


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先日、授業後に自習で残っている生徒から「家で1人で勉強するよりも塾でみんなと勉強した方が集中できる!」と言う声を耳にしました。心理学では、これを社会的促進と呼んでいます。家族と一緒に掃除をしていると、いつの間にか時間を忘れて黙々と作業をしていたというようなことであったり、スポーツの大会などで観客が入るとモチベーションが上がるといったことがこれに該当します。
勉強においても、この社会的促進は大きく関わっています。その最たる例が学校や塾になります。 1人で勉強していると挫けそうになるときが来るかもしれません。そんなときは、生徒を支える教師がいます。受験という同じ目的に向かって努力する仲間がいます。互いに励まし合いながら切磋琢磨できる。それが集団授業の強みです。
この夏、授業を通して生徒の成長を感じる瞬間がありました。
夏セミナーでは中学1,2年生は、普段取り扱わないような難しい問題や入試問題にチャレンジしました。苦戦しながらもあきらめずに最後まで、問題に食らいついていました。中学3年生は106時間特訓を行いました。ある生徒は夏期特訓の初めのころ、関数で苦戦していましたが、後日行われたスペシャル特訓では応用問題も解けるようになっていて驚きました。特訓が進むにつれて、生徒たちは日に日に顔つきが変わっていき、休み時間も勉強するようになりました。校舎全体で勉強に真剣に取り組むようになり、特訓中に行われた一問一答のテストでは多くの生徒が満点を取りました。また、夏期特訓を終えてのアンケートで、学校の宿題で出された学調の過去問がスラスラ解けるようになったことにびっくりしたのと同時にとてもうれしくなったという感想もありました。私も感想を読んでいてうれしかったです。
勉強において環境はとても大切な要素の1つです。
三島進学ゼミナールでは、生徒たちにとって心地良い緊張感の中で、切磋琢磨できる環境と、相談と質問がしやすい環境をこれからも提供していきます。
富士宮校 前原匠吾