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中3生に読んで欲しい本


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高校受験は多くの中3生にとって自分の将来に向け進路を決める初めての決断です。
面談をしていて、「将来何かやりたいことはあるの?」とたずねると、「○○になりたい。」「○○を勉強してみたい。」などと具体的に返ってくる生徒もいますが、まだ決まっていないと答える生徒の方が多いです。そしてそんな生徒の中の多くはなぜ勉強するのだろうと疑問に感じているようです。

今回はそんな生徒に参考になりそうな本を紹介したいと思います。
「なぜ私たちは理系を選んだのか」桝太一(ますたいち)著
この本は日本テレビの人気アナウンサーの桝さんが大学で理系分野を選択し、現在様々な分野で活躍している方をインタビューした本です。わたし自身は文系なので理系の人の考えには興味があり、手にしました。その中で印象に残っているのはオリエンタルランドで働いている渡邊典子さんの話です。桝さんの「この本を読む中学生に伝えたいことはありますか。」という問いにこう答えています。『中学生の時、「なんでこんなこと勉強しているんだろう?」っていうのが私にはけっこうありました。納得できないまま教わって、ひとまず納得できないなりに勉強して…。ただ、今になってみると、自分が何が得意か・何に自発性を発揮できるかは、ある程度やってみないと見えてこないと思うんです。私の場合、国語や社会はがんばっても成績は頭打ちでしたが、数学は壁を越えたあとはむしろ強みになりました。振り返ってみると、学生時代って自分の中に潜んでいる強み(武器)を、掘って探す期間だったようにも思います。“武器を見つけるために、色んなところを掘っている(学んでいる)んだと思って”と伝えたいです。』この本はなぜ勉強するのか、何が自分にはできるのか悩んでいる生徒にぜひ読んで欲しいです。

三進ではいよいよ夏期特訓が始まります。中3生の皆さん、この夏、トコトン勉強して自分の強みを発見しませんか。三進にはそれができる環境があります。
 
富士宮校 鏡 真仁