夜空のむこう
みなさん、最近、夜空の星を見ていますか?私は授業の合間や仕事帰りに『今日はきれいに見えるな~』なんて思いながら、夜空を見ることがあります。今の時期はオリオン座、そして金星もきれいに見えます。
先日はラッキーなことに、人工衛星の「きぼう」が上空を通り過ぎるのを見ました。ここ最近のニュースで衝撃を受けたのは、生命が存在する可能性のある星が地球以外にあるかもしれないということです。地球から見える一番近い恒星(※1)は光の速さで約4年(約38兆㎞)の距離にあるケンタウルス座のケンタウリですが、その周りを公転(※2)する星が第2の地球として注目を浴びるかもしれません。この星の発見は素晴らしい功績ですし、地球の一時代を「チバニアン」(千葉時代)と呼ぶようになったこともノーベル賞に匹敵する偉業の一つだと思います。
大学入試で地学を選択する学生は少なく、化学・物理・生物に比べて存在感は薄いですが、今後選択する学生も増えてくるのではないでしょうか。中1は地震と火山、中2は気象、中3は天体分野が定期テストの範囲ではありますが、受験やテストの知識だけでなく、もっと身近なもの、今後に役立つものとして考えると興味もわいてくると思います。地学を学ぶことは過去を見つめる学問とも言われています。いつもと違った視点で過去を見つめなおし、今と未来を見ていきたいものです。我々教師は、子供たちに過去の反省も大事ではあるが、先を見据えることも大事だよと伝えています。そのために長期的な目標や短期的な目標を掲げさせ、一緒に頑張っていきたいと思います。
※1 みずから光を出す星 ※2 恒星の周りを回ること。
富士宮校 日比 剛
先日はラッキーなことに、人工衛星の「きぼう」が上空を通り過ぎるのを見ました。ここ最近のニュースで衝撃を受けたのは、生命が存在する可能性のある星が地球以外にあるかもしれないということです。地球から見える一番近い恒星(※1)は光の速さで約4年(約38兆㎞)の距離にあるケンタウルス座のケンタウリですが、その周りを公転(※2)する星が第2の地球として注目を浴びるかもしれません。この星の発見は素晴らしい功績ですし、地球の一時代を「チバニアン」(千葉時代)と呼ぶようになったこともノーベル賞に匹敵する偉業の一つだと思います。
大学入試で地学を選択する学生は少なく、化学・物理・生物に比べて存在感は薄いですが、今後選択する学生も増えてくるのではないでしょうか。中1は地震と火山、中2は気象、中3は天体分野が定期テストの範囲ではありますが、受験やテストの知識だけでなく、もっと身近なもの、今後に役立つものとして考えると興味もわいてくると思います。地学を学ぶことは過去を見つめる学問とも言われています。いつもと違った視点で過去を見つめなおし、今と未来を見ていきたいものです。我々教師は、子供たちに過去の反省も大事ではあるが、先を見据えることも大事だよと伝えています。そのために長期的な目標や短期的な目標を掲げさせ、一緒に頑張っていきたいと思います。
※1 みずから光を出す星 ※2 恒星の周りを回ること。
富士宮校 日比 剛