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これぞ「知的好奇心」


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11月8日(火)、442年ぶりの天体ショーを富士高前校の生徒たちと観察しました。授業が始まる前と休憩時間でしたが、東の空は雲が晴れ、タイミングよく月が地球の影に全て隠れる直前と影から出始めた月を見ることができました。きっと生徒の行いがよいのでしょうね。
一緒に月を見ていて、特に印象的だったのが「生徒の眼」です。キラッキラに輝いていました。授業で新しいことを発見したとき、問題が自力で解けたときと同じように、今にも笑顔がこぼれそうな、充実感に溢れた眼差しでした。これぞ「知的好奇心」が沸き上がった瞬間だと感じました。授業では、442年前の安土桃山時代が話題になり「本能寺の変の2年前だから織田信長も見てるね!」といった声が挙がったクラスもあれば、天王星食も見られたことから太陽系の話が出たクラスもありました。1つの天体ショーから、教科の枠にとらわれない様々な情報や知識が共有され、とても充実した授業になりました。
次に同様の天体ショーが見られるのは、322年後と予測されています。生徒と一緒に一生に一度しかない経験が出来たことを良い思い出とし、これからも目の前にいる生徒の知的好奇心を刺激し続ける指導をしようと、決意を新たにしました。
富士高前校 堀水俊介