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お手本としての振舞い


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先週、小6英語でまとめテストを実施しました。1Fの教室の機器を使い、冒頭でリスニング問題を再生していたところ、奥の階段から足音が聞こえました。校舎3Fの高等部で、その日の受講を終えた高校生の足音でした。特に大きな音ではなく、リスニングにも支障はないと判断する程度の音でしたが、1Fのフロアにその足音が響くことはありませんでした。その生徒は、リスニング問題が行われていることを察知すると、音を立てないように静かに1Fの廊下を通っていったのです。

生徒がとったその行動に感心し、大きな感謝の気持ちが湧きあがった私は、小さな声で「ありがとうね。」と声をかけました。

生徒は少し会釈をして帰っていきました。

やるべきことを終えたとき、人は少し開放的な気持ちになります。しかし、そんなときでも周りへの配慮を忘れずに自分をコントロールした生徒の行動は、正に「お手本」と言えます。小中学生にも、この生徒がとった行動を「あるべき姿」として伝えました。
小中学生は、これからも富士高前校で沢山の「お手本」に触れる機会があることでしょう。それを目一杯吸収して、生徒一人ひとりが後輩の模範となってくれることを願っています。