先日、女優として活躍する加賀まりこさんの「頭と体を元気に保つ方法」という記事を読みました。12月に79歳を迎えた加賀さんが、ピラティスに通うなど普段からエネルギッシュに動き回ることで健康を保っていることが紹介されていました。その中で特に印象に残ったことが「ながら活動」です。加賀さんは、普段からテレビを観ながらV字開脚などの柔軟体操をしたり、タクシーなど車で移動しているときは前を走る車のナンバーに書かれた数字を足し算したり掛け算したりして過ごしているそうです。普段の生活の何気ない時間を有効に活用している素晴らしいお手本だと感じました。
富士高前校の生徒には「ながら活動」の一環として買い物に行ったときに出来る算数の勉強の話をよくします。お家の方とスーパーに買い物に行ったとき「20％引き」「30％引き」のシールを見つけたら必ず計算するように言っています。中には、この割引き計算を小学生の頃から習慣として続け、表示を見たらすぐに値段が出てくるくらい素早く計算できるので、お家の方に必ずスーパーに連れていかれる生徒もいます(^^)。いつも生活の一部として行う活動に習慣づけたいことをプラスアルファすることで、何気ない積み重ねが可能になります。特別な意識をしなくても気がついたら習慣になっている、そんな工夫をこれからも生徒に出来るだけ多く伝えていきたいと思っています。
富士高前校　堀水俊介