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じめんの「じ」


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先日国語のプリントを見ていた時、「いなづま」と平仮名で書かれているのを見て「ん?」と疑問を感じました。正しい仮名遣いに直す問題で解答は「いなずま」でしたので、疑問は解消されましたが、でも漢字で書くと「稲妻」なのに、なぜ「いなずま」なんでしょう…?

そういえば、「地面」も「じめん」と書きますが、漢字通りにフリガナを振ると「ぢ」のはずです。「鼻血」は「はなぢ」と書きます。そこでいろいろ調べてみると、鼻血の「ぢ」は「ち」の濁音に他なりませんが、「地面」の「じ」は「ち」の濁った音ではなく、それとはまったく別の「ジ」という単体の音読みとして存在するそうです。びっくりしました。しかし、「いなずま」については「稲妻(いなづま)」の「づ」が現代仮名遣いになったもので、実際は「いなづま」「いなずま」どちらでもよいとのことです。日本人でありながら、まだまだ知らない日本語があると感じました。

私がこれをここまで調べるに至ったのは、現在小1~小4で開講している「サナスタ」の教材制作の一部に携わっているからです。サナスタだけでなく、みなさんが日々三進で取り組んでいるプリントやテキストは、我々教師のいろんな想いが込められていることに間違いありません。授業をしっかり聞くのは勿論、今目の前にあるプリントもたくさん、たくさん活用して、更なる高みを目指して下さい!